コーヒーはその香りと味わいが楽しみの一つですが、
なんだか、コーヒーの風味が落ちてしまった…。
と、感じることはありませんか?
それは、コーヒーが酸化してしまっているかもしれません。
酸化とは?=コーヒー豆が空気に触れて化学変化を起こした結果、劣化することをいいます。
コーヒーが酸化すると、本来の豊かな香りや風味が失われてしまいます。
この記事では、コーヒーが酸化する理由と、その対策方法について詳しく解説していきます。
初心者の方でも簡単にできる方法をご紹介しますので、是非お試しあれ!
- コーヒーが酸化する理由
- 酸化したコーヒーが身体に与える影響
- コーヒーの酸化を防ぐ具体的な方法
コーヒーの酸化とは?どれくらいから酸化するの?
コーヒーの酸化が進むと、コーヒーは本来のフレッシュな風味を失い、酸っぱく感じたり、苦味が強くなったりすることがあります。
この風味をなくす一番の原因が、コーヒーに含まれる油脂分(コーヒーオイル)の酸化です。
コーヒーの油脂分は、焙煎することで表面ににじみ出てきます。
コーヒを淹れる時に、カップに油が浮くのは、この油脂が原因なんですね。
コーヒーの酸化は、焙煎してから3週間が経ったくらいから始まります。
ここで、気を付けないといけないのが賞味期限です。コーヒーの賞味期限は、「未開封の状態で1ヵ月~1年間」であるのが一般的です。なので、焙煎日が書いていないコーヒーは、酸化している可能性が高いです。
コーヒーが酸化する原因は?
コーヒーが酸化する主な原因は、下記の4つになります。
- 空気に触れる
- 湿気による影響
- 光に当たる
- 紫外線
それぞれを詳しく解説していきますね!
コーヒーが酸化する原因その①空気に触れる
コーヒーが空気中に長時間さらされると、酸素と反応して酸化が進みます。
空気に触れることが、酸化の一番の要因になります。
コーヒーが酸化する原因その②湿気による影響
コーヒーは、焙煎すると小さな空洞がたくさんある状態になります。
その小さな空洞に湿気や水分が入りこみ、コーヒー豆を酸化しやすくなるんですね。
特にコーヒー粉の状態では、表面積が大きいため、湿気の影響を受けやすいです。
コーヒーが酸化する原因その③光にあたる
太陽に直接当てるのは、コーヒーにとって大敵です!
直射日光だけでなく、蛍光灯などの可視光線もコーヒー豆を劣化させるので、遮光性の高い容器に入れ、日の当たらない場所に保管することが大切です。
コーヒーが酸化する原因その④温度の上昇
温度が加わることでも、コーヒーは酸化してしまいます。
キッチン周りなどの熱がこもりやすい場所には、コーヒー豆を置かないように気を付けたいですね。
コーヒーの酸化を防ぐための具体的な3つの対策
- 新鮮な豆を購入する
- コーヒーに合った保存方法で保存するく
- 一度に飲みきれる分だけドリップする
コーヒーの酸化を防ぐ方法①新鮮な豆を購入する
焙煎したから、3週間経つととコーヒーはどんどん酸化していきます。
できるだけ、焙煎した日付が書いてあるコーヒー豆を購入することをお勧めします!
焙煎仕立ての美味しいコーヒー豆を、発送してくれるお店も最近ではたくさんあるので、色々なお店で購入して味を比べてみるのも楽しくてお勧めですよ♪
また、コーヒーをご購入される時は、粉より豆を断然お勧めします!
コーヒー粉は表面積が豆より大きいため酸化しやすいのと、コーヒー豆と粉を比べると、コーヒ―豆の方が圧倒的に香りも味も勝っているからです。
わたしは、コーヒー豆からコーヒーを初めて飲んだ時、その香りのよさと美味しさに感動しました!
コーヒーの酸化を防ぐ方法②コーヒーに合った保存方法で保存する
コーヒーを美味しく飲むためには、保存方法がとても大切です。
コーヒー豆の品質を劣化させる大敵は、直射日光、酸素、高温、湿気の4つです。
この4つからコーヒーを守るためには、容器の密閉性が大切。
ガラス容器など透明な容器ではなく、ホーロー、陶器、ステンレスといった光を通さない容器がお勧めです!
また、日が当たらない冷暗所に保存するのがベストです。
一度に飲みきれる分だけドリップする
コーヒーの酸化は、抽出後も進行します。
抽出したコーヒーは、できるだけ早く飲むましょう!
作り置きをしないで、その時に飲む分だけの珈琲を淹れてくださいね♪
酸化したコーヒーは身体に悪い?
酸化したコーヒーが、身体に悪い影響を与えるというデーターは、今のところ出ていません。
しかし、中には酸化が進んだコーヒーを飲んて腹痛や下痢を起こした方もいらっしゃるようなので、あまり古いコーヒー豆は飲まないようにする方が無難です。
また、酸化が進んだコーヒーは、口の中に苦みや酸味などが残り、不快感を感じることもあります。
やはり、新鮮なコーヒー豆を日ごろから選んで、飲むのが一番です!
コーヒーが酸化!その原因と対策は?酸化したコーヒーは身体に悪い?まとめ
コーヒーの酸化の原因は、下記の4つになります。
- 空気に触れる
- 湿気による影響
- 光に当たる
- 紫外線
コーヒーが酸化すると、美味しい酸味ではなく、嫌な酸っぱさが出てきます。
また、コーヒーの香りも薄れてきます。
なので、コーヒーは酸化させてないことが、とても大切!
コーヒーを酸化させない方法は、下記の3つになります。
- 新鮮な豆を購入する
- コーヒーに合った保存方法で保存するく
- 一度に飲みきれる分だけドリップする
焙煎したてのコーヒ豆を、少量ずつ買い、空気が入らないように密閉された容器に保管することが、美味しいコーヒーを飲むための秘訣です!
酸化したコーヒーは、味も香りも劣りますので、是非新鮮なコーヒー豆を購入して美味しいコーヒーを飲んで下さいね♪