コーヒー豆を選ぶ時、
コーヒーを豆から挽いて飲んでみたいけど、どんなコーヒーがおいしいの?
と、悩みますよね。
コーヒー豆は産地種類もたくさんあり、正直どれがを選んで良いのかよく分かりません。
ですが、世界の8つのコーヒーの産地を知り、どんな特徴があるのか分かると、自分の好きなコーヒーの味がどこにあるのかが分かるヒントになりますよ。
なので、是非一緒にコーヒー豆の産地と特徴について勉強していきましょう!
本日は、世界最大の輸出量を誇り、日本でも癖のないマイルドな味わいで人気のコーヒー豆、ブラジルのコーヒーについて、一緒に勉強していきましょう!
あなたのお気に入りの豆が見つかれば、幸いです♪
- ブラジルの豆の特徴
- ブラジル豆の歴史
- ブラジル豆の美味しい飲み方
ブラジル豆の味の特徴
ブラジルコーヒーにも銘柄がたくさんありますがこの記事では、世界最大量の産出を誇り日本でもよく使われているサントスのブラジルコーヒー豆について解説していきます。
南米ブラジルのサントス港より出荷される豆をサントスと呼び、生産量は世界一位を誇ります。
サントスは、柔らかな酸味とコクと適度な苦みがあります。
酸味はどちらかというと少なく、マイルドで飲みやすい珈琲です。
癖が少なく、最初にコーヒー豆を選ばれるのでしたら、このブラジルコーヒーがお勧めです♪
酸味が苦手な方にも、ブラジルのサントス豆はお勧めです♪
わたしは酸味が少ないコーヒーが好きなので、サントスをいつも家で焙煎して飲んでいます。
お勧め煎り方は、中煎りになります。
ブランドにも、よく使われるコーヒー豆になっています。
ブラジルコーヒーと歴史の関係を紐解いてみよう!
ブラジルは世界最大のコーヒー生産国であり、その歴史はコーヒーの世界的な発展に深く関わっています。
ブラジルのコーヒー産業には、日本人も深く関わってきたことも分かります。
コーヒー栽培の始まり
ブラジルでのコーヒー栽培は、18世紀初頭に始まりました。1727年、ブラジルの士官がフランス領ギアナからコーヒーの苗木を持ち帰ったことが始まりとされています。
18世紀から19世紀中ごろまでのコーヒー栽培は、奴隷制度によって下支えされていました。
しかし、19世紀後半に奴隷制度が廃止されたことで、ブラジルは移民を受け入れ、賃金労働へと切り替わっていきました。
20世紀初頭には1万人以上の日本人移民が入植し、その多くがコーヒー栽培に携わったとされます。
サンパウロ州では、日本人の功績に感謝して、【日系人移民の日】と定めたそうです。
余談ですが、コーヒー豆を入れる麻袋の麻の栽培も日本人の農耕技術だそそうです。
当初は小規模な栽培に留まっていましたが、19世紀に入ると大規模な農園が増え始め、ブラジルのコーヒー生産は急速に拡大していきます。
ブラジルのコーヒーブーム
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ブラジルは世界のコーヒー市場を支配するようになりました。
この時期には多くの労働者が農園で働き、大量のコーヒー豆が輸出されました。
特にサンパウロ州やミナスジェライス州などが主要な生産地となり、ブラジルの経済に大きな影響を与えました。
コーヒー産業の発展と変遷
20世紀に入ると、ブラジルのコーヒー産業はさらに発展しました。政府の支援や技術革新により、生産効率が向上し、品質も向上しました。また、ブラジルは持続可能な農業と環境保護にも力を入れ、コーヒー産業の未来を見据えた取り組みを進めています。
現在のブラジルのコーヒー産業
現在、ブラジルは年間3000万袋以上のコーヒー豆を生産し、その多くが世界中に輸出されています。
ブラジルのコーヒー産業は、多様な品種と生産方法を誇り、地域ごとの特徴を生かした豆が多くの消費者に愛されています。
ブラジルコーヒーの美味しい飲み方
本場、ブラジルではホットでエスプレッソか、カプチーノで飲むのが一般的で、アイスで飲む事はほとんどないみたいです。
しかも砂糖を大量にコーヒーに入れるのが、本場ブラジルでのコーヒの飲み方だとか!?
日本とは全然違いますね。
ブラジルコーヒーも、煎り具合によって飲み方が変わってきます。
コーヒー豆の焙煎度合いを、ざっくり分けると下記3つになります。
- 浅煎り(シナモン・ミディアム)
- 中煎り(ハイ・シティ・フルシティ)
- 深煎り(フレンチ・イタリアン)
わたしも、家のブラジル豆を焙煎しているのすが、ブラックで飲むなら中煎りのハイかシティがおいしいです。
中深煎り~深煎りになると苦みが増すので、ブラックだと少し苦く濃く感じます。(あくまで個人差があります。)
なので、中深煎り~深煎りまで炒ったブラジル豆だと、アイスコーヒーがよく合います。
夏は、アイスコーヒーが本当に美味しいですよ♪
ブラジルコーヒーの特徴と、美味しく飲む方法は?どんな人にお勧め?まとめ
では最後に、ブラジルコーヒーのサントス特徴と、美味しく飲む方法についてまとめていきたいと思います。
ブラジルコーヒーのサントスは、柔らかな酸味とコクと適度な苦みがあります。
ブラジルコーヒーの特徴は、酸味はどちらかというと少なく、マイルドで飲みやすい珈琲になります。
コーヒー初心者や酸味が苦手な方には、お勧めできる珈琲です♪
ブラジルコーヒーを美味しく飲むには、焙煎度が大切です。
ブラックでコーヒーを飲んでいるという方なら、焙煎度は中煎り(ハイ・シティ)がおすすめ!
アイスコーヒーを作ろう!というあなたには、中深煎り~深煎りがお勧めです。
是非、酸味が苦手な方はブラジルコーヒーを、一度飲んでみてくださいね。
ここまでお読み頂きありがとうございました。